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日本遺産 国境の島 壱岐・対馬・五島 ~古代からの架け橋~

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「孝行芋」と「五島うどん」が構成文化財に新たに認定されました
日本遺産「国境の島 壱岐・対馬・五島 ~古代からの架け橋~」の構成文化財に「孝行芋」(対馬市)と「五島うどん」(新上五島町)が新たに認定されました

【孝行芋(こうこいも)】
対馬藩士原田三郎右衛門が門外不出であった唐芋(サツマイモ)を薩摩から命がけで持ち帰り、食糧不足の対馬は救われた、これは大変な島への孝行である、ということから孝行芋(こうこいも・こういも)と呼ばれるようになった」との伝承もあります。
1764年第11回朝鮮通信使正使であった趙曮が、対馬藩から孝行芋をもらい、食糧難にあえぐ朝鮮国に持ち帰った。これがきっかけで朝鮮では本格的に孝行芋が栽培されるようになりました。
現在でもサツマイモを表す韓国語は、孝行芋の音が変化した「コグマ」であり、孝行芋は近世の日朝交流を物語るものです。
対馬では、サツマイモを発酵させてでんぷん質だけを取り出してつくる伝統的な保存食である「せんだんご」や、それを麺状にした「対馬ろくべえ」が残っています。

【五島うどん】
五島うどん は、五島列島で生産されているうどん で、五島手延うどん (ごとうてのべうどん)とも呼ばれています。細麺ながらも強いコシを持ち、 椿油を塗って熟成するのが特徴です。遣唐使 が中国大陸の製法を伝えたと言われています。