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日本遺産 国境の島 壱岐・対馬・五島 ~古代からの架け橋~

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最澄銅像建立一周年事業が開催されました

 日本遺産「国境の島 壱岐・対馬・五島 ~古代からの架け橋~」には、遣唐使由来の史跡が含まれています。新上五島町にある山王山はその一つで、最澄が遣唐使の航海安全を祈願し、無事帰国後、山王神を勧請して開山されたと伝わっています。
 山王山の中腹にある二ノ宮の岩窟内に奉納された、中世から近代に至るまでの17面の銅鏡は、先人より大切に守り継いできた崇敬の歴史を伝えています。
 昨年(令和元年)は、開山から1200年の節目に当たる記念すべき年で、山王山の歴史を広く後世に伝え永く歴史にとどめたいとの地元住民の思いが成就し、10月には伝教大師最澄の銅像が建立されました。
 そして、令和2年10月25日、天台宗僧侶約20人と地元住民で組織する「日本遺産山王山の自然と文化を守る会」を中心として、伝教大師最澄銅像建立一周年記念事業が開催され、参列した約100人がコロナ禍の終息など疫病退散を祈願しました。